箏の製造工程
箏の製造過程は大まかに分類すると、以下の3過程に分けられる。
1. 下準備
材料の選別と伐採(切り出し)、木取り、皮むき・墨掛け、挽き割り、製材、乾燥
2. 甲作り
甲作り (表、裏)、化粧彫り、関板、中桟いれ、糸止め、裏板張り、甲焼き、磨き
3. 包み仕事
装飾部品(角、四分六、猪の目、柏葉、口前、裏穴、足回り、弦・糸)を箏本体に取り付 ける。
1. 下準備
材料の選別と伐採(切り出し)、木取り、皮むき・墨掛け、挽き割り、製材、乾燥
2. 甲作り
甲作り (表、裏)、化粧彫り、関板、中桟いれ、糸止め、裏板張り、甲焼き、磨き
3. 包み仕事
装飾部品(角、四分六、猪の目、柏葉、口前、裏穴、足回り、弦・糸)を箏本体に取り付 ける。
一般に箏は「胴に使用される材料」と「製造工法」によってランク別される。 材料は産地、原木の状態(太さ、ソリ、節の有無)、育った環境等で区別され、さらに材料の優劣は製造時に現れる箏の「木目」の出方で評価される。 代表的な木目には、「板目(いため)」「玉目(たまめ)」「柾目(まさめ)」がある。